2013年11月7日木曜日

ウェイクアップ!ネッド

   
★★★★★★★★☆☆(私の評価)
2人のじいさんが、12億円の当選宝くじをネコババするために発奮するコメディ。
バイクに2人乗りするじいさんが、なんとも痛快!

【事件】 新聞で52人しか住んでいない自分の村に50万ポンドの宝くじの当選者がいることを知り、じいさん2人でその人物を探し、分け前を貰おうと企む。

【1stTP-開始25分】パーティーに来なかったネッドの家にじいさん①が行くと当たりの宝くじを持ったまま、ネッドはショック死していた。その日の夜、じいさん①の夢にネッドが出て来る。じいさん①「怒ってるか?」、ネッド「いいや」その夢を期にネコババすることにする。⇒ここのオレンジ色に包まれボートに乗っている夕景のシーンは良いです。

【MP-開始36分】宝くじの当選者だと偽って電話する。
【MP-開始50分】じいさん②が当選者だと偽り、宝くじの調査員と面談。
【MP-開始59分】村人皆にことの事実を話し協力してもらうことにする。

【どん底-開始70分】ばあさんがバラすと言い出す。
【2ndTP-開始71分】ばあさんには公平がいやなら一銭もやらないと意思表明。
【クライマックス-開始74分】ネッドの葬式に宝くじの調査員が来てしまう。機転をきかせマイケルが死んだこととし難をのがれ、小切手を手にし喜ぶ村人たち。
ばあさんがバラすため村を電動車いすで出て行く。途中バッテリーが切れるが、ばあさんは実は歩けたため、徒歩で電話ボックスへ。そこへ調査員の帰りの車がさしかかった時、くしゃみで電話ボックスにツッコミそうになるが回避。しかし対向車がそれを避けようとして電話ボックスに衝突。ばあさん入りの電話ボックスは宙を舞う。ぶつけたのは戻ってきた神父だった。
皆、楽しんで酒を飲んでいるところへ、じいさん①に若い女性が相談に来る。自分の息子は実はネッドの子だと。しかし、その子を実の子だと勘違いしている豚飼いの男を父親として迎えるためにそのことは伏せて生きていくことにすると打ち明ける。
小高い丘に登り、海に向かい漁師だったネッドに乾杯して、完。

脚本として学ぶ所、ひとつの事件を解決するときにもハプニングを起こしストレートでは解決せずにハラハラさせてくれる。また、ばあさんが実は歩けたり、そのばあさんが隣の街まで歩いていくことはできないとバカにしていたら、電話ボックスを使うために移動していたのだったり。
また、じいさん①がネッドになりすますと言っていたのだが、突然調査員が来てしまい自分の名前を正直に言わざるを得なくなり、俺には成りすまして人を騙すことは出来ないと言っていたじいさん②がネッド役をしなければならなくなったりと、ひとつひとつのドタバタが楽しく、やはり素直にストレートに進めるのではなく、ハラハラさせてくれる所は見習わせてもらった。

松本人志著の評価
★★★★★☆☆☆☆☆
松本氏は、最後、ばあちゃんを殺してしまうのはNGとして、この映画はコメディではないと言ってます。この終わり方はマナー違反だともおっしゃっています。
私はこの映画を面白いと思って見た後、マナー違反だという松本氏の意見を読んで、まだしっかりとは理解できていないカンジです。

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