★★★★★★★☆☆☆(私的な感想)
どん底のアメフトチーム「シャークス」、老コーチの古いやり方と若い女オーナーは対立し、選手達も個人主義に走りバラバラに、老コーチのやり方で再建はできるのか。
1999年、アメリカ、2時間31分
【セットアップ】
- クォーターバックのキャップ・ルーニー怪我をする。
- キャップの代わりのタイラーも潰され、若手のウィリー・ビーメンがクォーターバックに入る。
- オーナーが死に娘(キャメロン・ディアス)がオーナーである。
- 4連敗中の「シャークス」のコーチのトニー(アル・パチーノ)は先代のオーナーからの古コーチ。
- 20分 シャークス逆転負け(試合でのキャップの怪我)
【1stTP-32分】 女オーナーとコーチ、選手の人選で衝突。
【MP-75分】トニー宅でウィリーと口論。トニー「自分に落ち度はない、何もかも他人の所為か、だからお前はリーダーになれないんだ。チームの為に自分を犠牲にし、模範を示す、お前は馬鹿で若い」
【どん底】 トニーと女オーナー口論となり、先代がトニーの器を見て、トニーをオーナーにはせず娘をオーナーにした事を聞く。女オーナー「もう歳だからダメだって」
【2ndTP-108分】 「ペップトーク」試合前のロッカールームでコーチが選手のやる気のスイッチを入れるためのショートスピーチ。「無駄に生きるなら、熱く死のうや」
【クライマックス】
- キャップ怪我からの復活・活躍
- 女オーナーがハーフタイムに殴り込みに来る「ウィリーを使え」と。
- ウィリーが皆に謝り、クォーターバックに入る。
- シャーク、タックル成功でボーナス達成、しかし気絶し、皆が心配する中、目を開ける。
- ワシントン自分を捨ててチームの為にボールを運ぶ。
- ウィリー^がタッチダウンを奪い勝利。
- エピローグ 1,女オーナーはこのままチームを存続させることにする。2,トニーはチームをクビになるが他チームの総監督となりウィリーを引き抜く。
- 複数の伏線が最後の試合で勝利に結びつかせる。
- アメフトのルールが私はわからないが、ハデな設定は観ていて楽しい。
- ペップトーク部分、自分も自分の人生がんばろうと思うくらい良かった。これはギャップ法を使っている。「俺は中年の男が犯すあらゆる過ちをおかした、人間は歳をとるにつれて何かを失う、それが人生ってもんだ」⇔「失ってみて初めて気付く、人生は一歩(1インチ)を争うゲームだ、成功と失敗は紙一重だ(犯す過ちは気づかぬほど小さい)、その1インチを諦めないことが勝敗を決定するからだ!死ぬ覚悟でいどむ者だけがその1インチを獲得する。あと何年生きられるがわからんが、俺はその1インチのために死ぬまで戦い続けようと思う。それが生きるってことだ!無駄に生きるなら、熱く死のうや!、、、、、さあ、どっちにする。」
アメフトがわからんので、僕は論じたらいけないのではないかと言ってます。また人間ドラマも薄っぺらだと。
松本氏がやはりスゴイ。自分がぶれていない。アメフトのルール知らんがなって言っているように感じた。正直、私はぶれぶれでアメフトわからないのは自分が悪いと思ってしまっていた。ブレない自分を作るために映画を観ることしか出来ないが、死ぬ覚悟(恐怖さえ感じるが)で1ミリづつ進んでいる。
